コトラーのマーケティング5.0 デジタル・テクノロジー時代の革新戦略

著者/フィリップ・コトラー 他

2024/06/05

日々アップデートするマーケの世界、改めて学んでおきたいコトラーの思想

トップランナーが読んだ良書
#マーケティング#業界トップランナーがセレクト#板越ジョージ

板越 ジョージ

さん

株式会社サノス 代表取締役社長

紹介者のココがおすすめ!

「近代マーケティングの父」「マーケティングの神様」と呼ばれ、マーケティングを体系化し、数々の理論やフレームワークの元祖を提唱したフィリップ・コトラー教授による著書です。

2020年代は、パンデミックによりデジタルマーケットが加速しました。またZ世代やα世代の登場により、マーケティングのさらなる進化が求められています。世代ごとにアプローチを変えて対応するために、マーケターは人間の生活を向上させるネクスト・テクノロジーを導入し続ける必要があります。人間を模倣した技術を活用し、カスタマー・ジャーニーの全工程で価値を生み出し、伝え、提供し、向上させることが必要です。

マーケティングは常にアップデートし続けなければなりません。本書のみならず、ビジネスマンであるなら、一度はコトラーの本に触れてみていただきたいです。

書籍の概要

本書の著者であるコトラーは、1900年から1960年代の製品中心のフレームワークを「マーケティング1.0」、1970年から1980年代の消費者志向の「マーケティング2.0」、1990年から2000年代の価値主導の「マーケティング3.0」、そして2010年から2020年代のスマホ時代におけるデジタルへの転換として「マーケティング4.0」を提唱しました。

最新刊である「コトラーのマーケティング5.0」では、デジタルとリアルの両方で顧客体験の満足度を上げる具体的な方法が示されており、世界中のマーケターが注目する戦略書となっています。

この本を紹介してくれた人

板越 ジョージ

さん

株式会社サノス 代表取締役社長

いたごし・じょーじ 戦略コンサルタント、連続起業家。University of South Carolina卒、MBA、Ph.D.(博士)。高校卒業後、バイク便でお金を稼ぎ、1988年に単身渡米。イスラエル、ロシア、チェコ、グアテマラに短期留学。在学中、世界35か国を放浪。1995年にニューヨークで起業し、7つの会社を経営。主に海外進出、M&A、マーケティング、知的財産を得意とする。経産省「新しい担い手研究会」委員、中小機構「中小企業アドバイザー」、佐賀大学客員教授、長野大学客員教授、静岡大学講師、福知山公立大学アドバイザー講師。著書に「クラウドファンディングで夢をかなえる本」「アニメ・グローバル競争戦略再考」などがある。

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