模倣の経営学:偉大なる会社はマネから生まれる
著者/井上 達彦
2024/06/05
さん
(ブランディングテクノロジー株式会社 執行役員/CMO)
本書は、自分の原点となる1冊で、優れた戦略や企画を生み出すためには「模倣」からはじめることの大切さを教えてもらいました。
「優れた人物、優れたものがあったら、恥じることなく大いに見倣って勉強すべき」
本書の中で紹介されている、ドトールコーヒー創業者・鳥羽氏の言葉です。
皆さんにとって「良い模倣」とは何でしょうか?表面的なマネと何が違うのでしょう?
私自身は書籍からヒントを得て、「①遠いところからマネる」「②原理原則からマネる」「③文化を踏まえてマネる」を意識するようにしています。
今でも、戦略や企画を考える時は、この3つを押さえながら事例分析しています。
優れたマーケティング戦略を模倣して、たくさんストックし、引き出しを増やすことは、マーケティングの仕事を深く、面白くすることにつながると考えています。
トヨタもセブン-イレブンもスターバックスも、すぐれた企業を「真似て、超える」ことで成功した――。
古今東西、新たなイノベーションは、徹底した模倣からこそ生まれています。
お手本とする他社の本質を見抜き、自社で生かせる〝儲かる仕組み〟を抽出する創造的な摸倣の方法を、多くの偉大な会社の事例から鮮やかに分析。
中国、台湾、韓国、タイの4か国で翻訳されたベストセラーが待望の文庫化。
『ブラックスワンの経営学』の著者、『コピーキャット』の訳者である著者が、模倣が生むイノベーションを鋭い筆致で描き出します。
さん
ブランディングテクノロジー株式会社 執行役員/CMO
くろさわ・ともき 新卒でブランディングテクノロジー株式会社に入社後、中小・中堅企業向けにデジタルマーケティング領域のコンサルティングを6年間行う。社外では、10,000人近くのマーケターが集まる学習コミュニティ(マーケティングトレース)を運営。3ヶ月でNext CMOを育成するプログラム「マーケティングイネーブルメント」のサービス責任者でもある。著書に「マーケティング思考力トレーニング」「マーケター1年目の教科書」がある。
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