仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

著者/内田 和成

2024/07/01

「効率的に結論にたどり着ける」論理的思考力の基礎が鍛えられる1冊

トップランナーが読んだ良書
#自己啓発・知識#アイデア・思考#業界トップランナーがセレクト#備前光隆

備前 光隆

さん

株式会社サイバーエージェント AI事業本部 アドテクDiv統括

紹介者のココがおすすめ!

仕事に闇雲に着手し、進行に時間がかかり、その間にまた仕事が積もっていく、そんな悪循環に陥っていた社会人1年目の時に上司に薦められて買った思い出の1冊です。

仮説思考やMECEフレームワークなど、ビジネスの問題解決のためにBCGが実際に用いている手法とその重要性を学ぶことができます。

本書のポイントは「だから何?」「なぜ?」という考え方です。

仮説思考は、問題解決のために、最初に仮説を立てそれを検証することで解決に導いていく方法ですが、情報が多すぎてどこから手をつけていいのかわからない、あるいは問題が複雑すぎて解決策が見つからないといった状況に有効で、これにより問題解決の時間を短縮し、効率的に結論にたどり着くことを可能にします。

また、問題解決に活かすための具体的手法を、事例を通じて学ぶことができます。

抽象的な概念だけでなく、具体的な状況での仮説思考の適用方法を理解することができ、そのために必要な技術や視点を解説しています。

論理的思考力の基礎を鍛えられる1冊です。

書籍の概要

本書は、著者である内田和成氏が20年間のコンサルティング経験の中で培ってきた「仮説思考」の要諦を解説しています。

仮説思考は、十分な情報がない段階や分析が進んでいない段階でも、「仮の答え」「仮の結論」を持ちながら全体像を見据える習慣です。

本書では実際のケーススタディや事例を通じて、仮説思考の具体的な適用方法を示しており、ビジネスシーンだけでなく、個人やチームレベルでの問題解決にも役立つ知識となります。

仮説思考を身につけることで、情報の過剰収集を避けつつ問題解決ができ、大局観を持てるようになります。

紹介者から直接学べる実践型クラス

この本を紹介してくれた人

備前 光隆

さん

株式会社サイバーエージェント AI事業本部 アドテクDiv統括

びぜん・みつたか 2006年、サイバーエージェントに入社。広告営業や運用型広告のコンサルティング業務を経て、アドテクノロジーを活用した広告プロダクトの企画・開発に従事。2016年からは動画コンテンツプラットフォーム「ABEMA」の立ち上げにジョインし、ユーザーの行動分析やサービス内回遊の促進、業務フローの設計・効率化などを幅広く担当。2022年よりAI事業本部にて、パートナー企業様との協業や、広告プロダクトの企画・ 開発を行う部門を統括している。

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