嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

著者/岸見 一郎、古賀 史健

2024/07/05

人との衝突が苦手な方必読! 仕事に対する意義や志を強固にしてくれる1冊

トップランナーが読んだ良書
#自己啓発・知識#アイデア・思考#業界トップランナーがセレクト#敷田憲司

敷田 憲司

さん

サーチサポーター 代表

紹介者のココがおすすめ!

仕事を遂行する上で人との関係性は極力良くしておきたい、軋轢はなるべくない方が良いと誰もが思いますが、それを気にするあまりに衝突を避けて相手に迎合するばかりではダメで、本来の目的である仕事において結果を出せなければ意味がないと私は考えています。

この「嫌われる勇気」という本はそんな悩みを解消し、自身の仕事に対する意義や志を強固にしてくれる本です。

特に私は「他者の課題を切り捨てる」「「いま、ここ」を真剣に生きる」ことがポイントだと感じています。

自分が出来ることは自分の信じる最善の道を選ぶことだけで、その選択について他者がどのような評価を下すのかは他者の課題であって、こちらではコントロール出来ないことです。

そこに拘り続けると自由からかけ離れてしまうのはもちろん、それで結果が出なければ後悔するだけでなく相手のことを恨んでしまうこともあるからです。

また、失敗したときほどくよくよと考えがちですが、それで時間を消費してしまう、動けなくなるのはもったいないことです。

失敗を次に活かすためにも、すぐに次のトライを行うことがチャンスを引き付ける最短のメソッドだと私は考えています。

書籍の概要

世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。

「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。

本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。

この本を紹介してくれた人

敷田 憲司

さん

サーチサポーター 代表

しきだ・けんじ 大学卒業後、システム会社に就職し、大手銀行のシステム部にて10年ほどプログラマ、SEとして勤務。趣味でWebサイトを作っていたことから、Webプログラマーとして転職し、後にWebディレクターからWebコンサルタントに転身。サイト運営はもちろんSEOやPPC広告、SNS運用、サイト企画、制作からライティングなどWebマーケティング全般を手がけて独立。現在はWebマーケティング、コンサルタントを行う『サーチサポーター』という屋号でフリーランスとして活躍中。企業主催のセミナー、イベント等にも複数登壇し、自身の仕事を言語化、体系化したライティングやコンテンツマーケティング、SEO、SNSをテーマにした単著1冊、共著5冊の本を執筆。

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