山口の田舎にある平凡なアパレル企業を、1代でグローバル企業へ成長させた経験が語られています。

その変遷は、経営視点でもマーケティング視点でも学びがあり、とても価値が高いと思います。

単なるハウツーではなく、「困難に直面した際にどう乗り越えるか」という普遍的な考え方が学べます。

偉人の教えから自身の行動を省みたり、海外の優れた経営者や現場から学ぶなど、シンプルではあるものの本質的な内容が満載なので、実務にも活かせると思います。

大きな変革や挑戦をする過程では成功も失敗も両方ありますが、常に学びながら経営が変化している実感を持っている、という話が非常に印象的でした。

大きな目標を掲げるのは、読書で言うと最後から読み始めるようなもの、という言葉も印象的でした。

経営やマーケティングに関わる全ての人に学びがあると思います。また、役職、業務内容に関わらず向上心のある人にもおすすめです。