ダイバーシティが重要視される現代に必須な、多国籍な人と協働するためのコミュニケーションスキルを学べる実用書であり、外国人の考え方を根底から理解できるようになります。

ビジネスパーソン向けの入門書で、学術的なアプローチでありながら、とても読みやすく実践的です。

異文化コミュニケーションを深く学べ、仕事に活かせます。

仕事で複数の国のシステムエンジニアやサービス業従事者とチームを組む機会が多くありました。

日本人の感覚からすると「なんでそうなる？」「ちょっと待って！」というシーンも多かったのですが、相手を文化の違いから理解したり、自身で割り切るポイントを落とし込むことでノーストレスになります。

本書で最も実践に使える「カルチャー・マップ」という各国の文化的差異を可視化した図です。

文化の違いによって適切なコミュニケーションの取り方はこうも違うのかと驚きつつ、これだけ手帳に挟んでおけば安心だという優れものです。

外国人に限らず日本人チームメンバー内での相互理解にも活用できます。

バックグラウンドの多様性が高い人々と仕事をするビジネスパーソンの中でも、「何度言っても伝わらない！」「やってくれるけどいつも詰めが甘い」「常に気を遣っていて疲れてしまう」というモヤモヤを抱える方におすすめです。