週末になると、キャンピングカーで自然の中へと繰り出すことが多い。友人を誘って数人で行くこともあるけど、「明日行こうかな」とサクッと決めることが多いから基本一人で行くことがほとんどだ。
キャンプで何より大事なのは場所選び。人混みが苦手だから、家族連れや団体などで混雑するキャンプ場ではなく、川の音だけが響くような静かな山の奥地が理想。平日はいつも都心にいる反動からか、週末くらいは都会の喧騒からできるだけ距離を置きたいと思っている。
そのために、事前のリサーチは欠かさない。Googleマップの衛生写真を川沿いに辿りながら、「ここは人がいなくて景色も良さそうだな」というところをマークしておく(ある程度キャンプの回数を重ねると、お気に入りの川沿いやエリアが決まってくる)。
あとは当日そのピンに向かって車を走らせるだけ。目的地に着いたら、自分で淹れたコーヒーを飲んだり、料理をしたり、何もせずにただぼーっと頭の中を空っぽにしたり。川のせせらぎや木々が風に揺れる音を聴きながら、ゆったり流れる時間を楽しむ。
キャンプは、僕にとって心と体の休息であると同時に仕事に繋がるインプット的な役割も担っている。ありのままの自然の色彩や時間で移り変わる空や水の様子が、デザインや音楽のインスピレーションになることも多々ある。
何より週末に頭をリセットして臨む月曜日は、いつもより仕事が捗る。
金曜日の夜に出発して大自然で一泊したら、土曜日の夜には帰宅。日曜日はゆっくり家の観葉植物の世話をしたり、仲間と一緒にサッカーでもするのが定番だ。
金曜終電旅プラン
金曜日
17:00
早めに仕事を終わらせ、キャンピングカーで都内を出発。金曜日には会議などの予定をほとんど入れないので、朝から行って自然の中でワーケーションをすることも。
18:30
キャンプ場に到着。夕飯は簡単な料理を自炊。一人の時はお酒は飲まない派。
土曜日
8:00
川遊びや滝巡り、周辺をハイキングすることが多い。
15:00
キャンプ場を出発。
21:00
温泉や道の駅など寄り道をして、帰宅。
日曜日
家の植物たちの世話をしたり、友人とサッカーをしたり。体を動かしたり汗を流してデトックス。
上記の条件を満たす中で、特にお気に入りのエリアが「山梨県の道志村」。
山奥で川がとても綺麗なのと、都心から車で約1時間半ほどとアクセスも抜群!
秋の紅葉も見応えのある道志村。キャンプシーズンが終わり、10月以降は客足も減るのでより景色を独占できることが多い。
こちらは栃木県の那須塩原市にある「スッカン沢」
中でもコーヒーグッズは特に欠かせないアイテム。
自然の中で淹れるコーヒーは何故か普段よりも美味しく感じる。その場でハンドミルで豆を挽き、丁寧にドリップして飲む至福の一杯は格別。
ワーゲンバスが欲しくなってひたすらリサーチし、4年前に購入。実店舗を幾つも回って見つけたヴィンテージ車で、外装、内装を乗りながら時間をかけて自分の好みに仕上げている。
さん
デザイナー
あおやぎ・さとし/1979年 宮城県仙台市出身。 都内家電メーカーに勤務するインハウスデザイナー。大学院を卒業後27歳で入社し、現在17年目。副業はDJで国内外で活動している。FUJI ROCK FESTIVALやBOOM FESTIVAL(ポルトガル)にも出演。 <著書> ・続けることで世界はひらける <わたしの職務経歴書> 1998|DJを始める 1998〜2002|千葉大学 工学部 デザイン工学科 2002〜2004|VESTAX 株式会社 2004〜2006|千葉大学 工学部 デザイン工学科 修士課程 2007〜2019|ソニー株式会社・ソニーモバイル株式会社 2019〜2024|ソニーインタラクティブエンタテインメント
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