2024/03/26

東京湾を一望する集いの場で、社員のコミュニケーションがより活発に。~ 私の社食自慢。ソフトバンク

インタビュー
#働き方#暮らし

働く企業を決める上で重要な要素の一つとして、近年ますます注目度が上がっている「社員食堂」。オフィスの最も近くにある食堂だからこそ、味も雰囲気も妥協したくないという人も多いはず。とにかくメニュー数が豊富だったり、健康を気遣ったヘルシーな料理が充実していたり。それぞれの食堂のこだわりから、企業の個性を探ります。


楽しい会話と柔軟な発想を生む、開放的な空間。


2021年1月に新本社ビル「東京ポートシティ竹芝」を開業したソフトバンク。オフィス全体の内装デザインはコミュニティ型ワークスペースを展開する「WeWork」によるもので、社員が楽しく働くための仕組みが随所にちりばめられています。
そんな本社に勤める社員の憩いの場となっているのが、30階にあるカフェテリア「カフェシバ」。竹芝にちなんだチャーミングな名称は社員の声から誕生したもので、“親しみやすさ”と“呼びやすさ”を重視して決められたそうです。

大人数でも一人でも居心地よく過ごせるところがお気に入り


1フロアを贅沢に使った「カフェシバ」は、全700席を有する広々としたスペース。チームランチやミーティングに最適な長机から、周りを気にせずオンライン会議を行いやすい1〜2人用のデスクまで、バラエティ豊かな座席が用意されているのが特徴です。日々の食事はもちろん、部署ごとのランチや歓送迎会、取引先との会食など、多様なシーンで活用されているそう。デスク周りには電源コンセントが用意されており、長時間の作業や打ち合わせを行う際も安心です。執務エリアと比べて開放的な雰囲気のこの場所では、いつも以上に会話が弾むこと間違いなし。より良いアイデアも浮かびそうです。

大きな窓から外の景色を眺めていると気持ちが落ち着きます


「カフェシバ」を訪れた誰もが驚くというのが、30階だからこその眺望の良さ。東京湾を一望でき、圧巻のビル群とクルーズ船が行き交う様子につい目を奪われます。夜にはレインボーブリッジが光り輝き、昼とはまた違う景色を楽しめるのだとか。

メイン一品でも、デリを数品でも。多様な楽しみ方ができるメニュー。


最も利用者の多いランチタイムの営業は11:00〜14:30。最近は出社する人数が増えたため、満席になることも多いといいます。注文ごとにキッチンで調理を行う提供メニューは日替わりで、「カフェシバプレート」「ビストロ」「スマートミール」「麺」「TODAY’S SPECIAL」の5種類。毎週月曜日に社内のサイト上でメニューが発表されるため、それをチェックするのも社員にとって楽しみになっているのだとか。
ソフトバンクが掲げる“健康経営”の一端を担う「スマートミール」は、栄養バランスを気遣ったヘルシーな定食。自らカロリーや栄養素を計算しなくても健康的な食事をサッと取り入れられると、幅広い層に人気です。

日替わりなので飽きが来ないのが嬉しい!何にしようか毎日迷っちゃいます


この日の「ビストロ」はふわとろミートチーズオムライス(630円)。とろとろの卵の上にミートソースがたっぷりかかった、ボリューム満点の一皿です。
土用の丑の日には鰻重が登場したり、地方自治体の特産品を使ったコラボメニューが登場したり。季節やイベントごとに個性豊かな料理がメニューにラインナップされるそう。

このほか、小鉢に入った料理を好きな分だけ楽しめる「グラムデリ」のコーナーも充実。最大16種類並ぶデリからいくつか選んで自分好みの定食を完成させたり、カレーや麺類だけだと物足りない時にもう1品加えるなど、その日の食欲や気分次第で自由に楽しめるのが魅力です。


提供の列が混み合った時に重宝しているのが、今年5月に導入されたラーメンの自動販売機です。決済から最短90秒で提供してくれるため、〈一風堂〉や〈拉麺大公〉など人気店の味わいを気軽に楽しめます。自動のため「カフェシバ」の営業時間に関係なく食べられる点も支持されているのだとか。

スマホだけで完結できるので、財布を持たずに済むのが重宝しています


コロナ禍にオープンしたということもあり、自動販売機以外にもあらゆる手順が自動化されているのも特徴です。お皿を置いてボタンを押すだけでお米をよそってくれる自動配膳機は、片手で操作ができてとても楽。白米と玄米の2種類、量も小盛り・普通盛・大盛りからワンタッチで選べるようになっています。
会計は、PayPayや交通系ICなどから支払い方法を選択するキャッシュレス式。マシンにお盆を載せると食器についたタグから注文したメニューを自動で読み取る仕組みになっており、通常のレジよりスピーディーに決済できると好評なのだそう。

ランチ後はカフェ、夜は酒場として。常に人が集まる場。


ランチタイム終了後の時間帯は、カフェを利用する人でゆるやかに賑わいます。社内はフリーアドレスのためどこで仕事をしてもいいそうですが、コーヒーやケーキをお供に働ける「カフェシバ」は作業スペースとして特に人気なのだとか。
カウンターではドリンクやスイーツのほか、ホットドッグなどの軽食メニューも提供しており、小腹を満たすのにぴったり。春はさくら、バレンタインにはチョコレートを用いたものなど、季節にちなんだ限定ドリンクにもファンが多いそうです。

同僚を誘ってカフェへ行くことが多く、いい交流の時間になっています
水曜と金曜は外食せず、ここで同僚と飲むのがルーティンです


また、「カフェシバ」は21:00までオープンしているため、夜の利用も大人気。水曜日と金曜はビールやハイボールを1杯200円で提供しているということもあり、終業後に同僚と飲み会をしてから帰る人が多いのだそう。中にはウイスキーのボトルをキープしている社員も! グラムデリのカウンターは夜も料理が並ぶため、そこで揚げ物や刺身などのおつまみを手に入れれば、オフィスにいながら居酒屋気分でお酒を楽しめそうです。


昼から夜まで、そして食事だけでなく仕事や交流まで。幅広いシチュエーションでフル活用されている「カフェシバ」。美しい眺望の中で同僚と食事を楽しむ時間は、きっとお腹だけでなく心まで満たしてくれるはず。この空間で今後どのようなコミュニケーションが生まれ、どのようにビジネスが発展していくのか、これからも目が離せません。

読書を仕事に活かすには「自分の言葉」で要約せよ

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