本書では、「理想の営業像」を4年間にわたる大規模調査で分析し、世界中の販売員を5つのタイプに分類した上で、大型で複雑な案件や不況下であっても常に成果を出すための「スキル」「行動」「知識」「態度」について解説しています。

独立したマーケターや営業担当者が、「商談で自社製品の魅力を適切に紹介できず、受注を得られない」という営業面での課題を感じた際に役立ちます。

顧客が求めているのは「ニーズ」ではなく「インサイト（洞察、見識）」である、という内容が特に印象的です。

顧客がすでに認識している課題を引き出すことは重要ですが、それ以上に顧客が気づいていない課題を見出すことで、商談に大きなインパクトを与えられます。

営業でクロージングが苦手な人や、受注しても顧客の満足度を高められないまま案件が終わってしまう人におすすめです。