ビジネスパーソンにおける「成長」について学べます。

一見漠然としたテーマに思えるかもしれませんが、本書では対話形式によるストーリーや50枚の図を用いて、成長の本質や原理原則をわかりやすく解説しています。

マネージャー時代、プレッシャーを感じるあまり、自分を追い詰めてしまうことがありました。

そのとき、本書で「自責思考を当事者意識に置き換えてみる」という考え方に救われました。

失敗したら自分のせいではなく、自分の成長のために挑戦してみるという姿勢で取り組み、結果的に過去最高の売り上げを達成できました。

「心のブレーキの存在を知り、ブレーキを踏まない覚悟をする」という考え方のフレームワークが今も役立っています。

無意識にブレーキを踏んでいる人とブレーキを踏まないと決めている人では、踏んでない人のほうが当然ゴールに着くのが早くなります。

私はよくブレーキを踏んでしまう瞬間にこの言葉を思い出し、アクセルを全開にしています。

成長したい気持ちはあるものの、どこから始めたらいいかわからない方はもちろん、リーダーとして部下をどうマネジメントするか迷っている方や、周りの人とのコミュニケーションに困っている方などに広くおすすめできる1冊です。