
2026/02/02
「やりたいことがわからない」「このままでよいのか不安になる」といった気持ちを抱いたことはありませんか。今の生活に大きな不満はないけれど、将来を考えるとモヤモヤしてしまい、周りと比べて焦ったり、自分だけ立ち止まっているように感じたりする人も多いでしょう。 本記事では、やりたいことが見つからない理由を整理しながら、自分らしさに目を向ける考え方と、今日からできる「やりたいことの見つけ方」を紹介します。

やりたいことが見つからないと感じている人は少なくありません。やりたいことを探そうとするほど、何が本音なのかわからなくなることもあるでしょう。やりたいことがない自分はおかしいと感じ、諦めてしまう人もいるかもしれません。
しかし、やりたいことは最初から明確な形で存在するとは限らず、行動や経験を重ねる中であとから明確になる場合もあるため、見つかっていなくても焦る必要はありません。
また、やりたいことは必ずしも仕事と直結している必要もありません。日々の満足感はやりがいだけでなく、人との関係や置かれている環境から生まれることもあります。やりたいことを無理に見つけようとするのではなく、まずは自分を否定せずに向き合うことが大切です。

やりたいことが見つからない理由は、大きく分けて以下の4つがあります。
自身の状況と照らし合わせることで、なぜやりたいことが見つからないかがわかるでしょう。
日常生活や仕事において大きな不満を感じていない場合、今を変えたいと思う理由がなくなります。すると、やりたいことを真剣に考える必要がなくなり、優先度が下がってしまいます。
自分の気持ちと向き合う機会が後回しになると、「本当にやりたいこと」がわからないまま時間が過ぎてしまうでしょう。不満がない状態は悪いことではありませんが、納得感や手応えを感じにくくなる可能性があります。
とくに日常の違和感が小さいほど、自分の本音に意識が向きづらくなります。
「自分には向いていない」「今さら変えるのは難しい」といった考えが、無意識のうちに選択肢を減らしていることがあります。失敗への不安や過去の経験が、可能性を検討する前に判断を止めてしまう原因になるからです。
行動に移さない状態が続くと、やりたいことを見つける以前に考えること自体を避けるようになることがあります。選択肢が少ない状態では比較や検討ができず、やりたいことも見つけにくくなるでしょう。
その結果、自分の関心や価値観を確認する機会が失われ、本音を捉えにくくなります。
家族や職場、社会的な評価基準など、周囲の価値観に影響を受けると自分の気持ちが見えにくくなります。「こうあるべき」「普通はこうだ」という考えが、判断軸として強く働くからです。
周囲の意見を参考にすることは悪いことではありませんが、他人の期待に応えようとして声に耳を傾けすぎる人ほど、自分の本音を後回しにしやすくなります。周りの価値観が自身の判断基準になると、違和感や興味といった内面に気づきにくくなります。
やりたいことが見つからない理由は、まだ出会っていないだけという場合もあります。たとえば、知らない分野や未経験のことからは、判断材料そのものが生まれにくくなります。また、これまでの選択が限られていた場合、興味の幅が狭くなっている可能性もあるでしょう。
ただし、現時点でピンとくるものがないからといって、これからも見つからないとは限りません。やりたいことに出会っていない状態を否定せず、「これから自由に選べる余地がある」と前向きに捉える視点が重要です。やりたいことは自分ひとりで考え続けるのではなく、人との会話や対話を通すと見えてくることもあります。
PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)のMIRAIZ Hubでは、カードを使ったワークショップでの価値観の言語化やジャーナリングによる自分との対話で、楽しみながら自分の少し先の未来とアクションプランが描けます。価値観の言語化は、やりたいことを見つけるきっかけにもなるでしょう。

MIRAIZ Hubイベントの様子が気になる方は、以下のイベントレポートをぜひチェックしてみてください。

やりたいことを見つけるときは、具体的な方法や行動に目を向けると見つかりやすくなります。しかし、その前に「自分らしさ」をどう捉えるかという以下の視点をもつと、答えを考えやすくなるでしょう。
自分らしさ分析は、これまでの経験や価値観を整理し、自分がどのようなことにやりがいや喜びを感じてきたのかを可視化できるため、やりたいことを見つけるうえで重要です。まずは自分らしさの捉え方について把握してみてください。
自分らしさとは、他人に合わせすぎたり、評価を意識しすぎたりしていない、無理に頑張らなくても自然に振る舞える状態を指します。得意なことや興味のあることに向き合っているとき、人は自然体でいられます。
自分らしさは、性格や才能のように固定されたものではありません。経験や環境の変化によって、その人らしさの表れ方は異なります。そのため、今の自分にとって心地よい状態を知ることが、自分らしさを理解する手がかりになります。
こうありたい自分ではなく、今の自分が無理なくいられる状態に目を向ける視点が大切です。
キャリアや生き方を考える場面では、他人の意見が強く影響することがあります。家族や友人、職場の期待を優先するあまり、自分の気持ちが後回しになる場合もあるでしょう。
さらに、他人の声が判断の基準になりすぎると、自分の本音がわからなくなります。そのため、自分がどう感じているのかを他人の基準とは切り分けて考える視点が必要です。他人の声を参考にすることは悪いことではありません。「どう思われるか」と「自分はどうしたいか」を分けて整理することで、自分らしさを見つけやすくなります。
答えを急ぐほど自分の本音が見えにくくなるため、やりたいことや将来の方向性は、今すぐ明確に決めなくても問題ありません。
やりたいことは、考え続ける過程の中で少しずつ形になっていく場合があります。現時点で言葉にできなくても、その状態を否定する必要はなく、今の違和感やモヤモヤも、自分を知るための大切なヒントとして捉えましょう。
やりたいことを決めきれない時間があるからこそ、納得感のある選択につながることもあります。「まだわからない」と受け止める姿勢そのものが、前に進む準備にもなります。ひとりで考えるのが難しい場合は、キャリア相談もおすすめです。
PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)では、人との対話を通じて自分が大切にしている価値観を言語化しつつ、自分らしさ分析ができる無料サポートを実施しています。漠然としたモヤモヤを抱えている方は、キャリアサポーターとの対話により、自分らしさを見つめ直してみてはいかがでしょうか。


やりたいことを見つけるために、以下の3つの質問を活用してみるのもひとつの方法です。
質問に回答することで、自分らしさがわかり、やりたいことを見つけるヒントが得られるでしょう。
やりたいことを考えるうえで確認したいのが、自分が大事にしたいこと、すなわち価値観です。価値観とは、物事を選ぶときに無意識に大切にしている判断基準のことです。これまでの人生で心が動いた出来事や納得感を覚えた選択を振り返ると、価値観のヒントが見えてくるでしょう。
また、強い違和感や不満を感じた経験にも、自分が大切にしたいことが表れています。価値観は正解を探すものではなく、自分なりの傾向を知るための基準です。言葉にできなくても、「これだけは譲れない」と感じる感覚を拾い上げることが重要です。
自分の価値観を知ると、やりたいことの方向性が少しずつ見えてくるようになるでしょう。
自分では当たり前にできることが、実は「得意なこと」という場合があります。努力して身につけたスキルだけでなく、無意識にできている行動にも目を向けてみるのもひとつの方法です。
たとえば、周囲から頼まれやすいことや、苦にならず続けられていることは、得意なことを探す手がかりになります。得意なことは自分では気づきにくいこともあるため、過去に褒められた経験や感謝された場面を思い出すことも有効です。
自然にできていることを分析してみると、自分にあった方向性や無理のない選択肢が見えてくるかもしれません。
時間を忘れて没頭している瞬間には、得意なことのヒントが隠れています。結果や評価を意識せず、自然と集中してしまう行動を思い返してみてください。
好きなことは一貫している必要はなく、過去に熱中していたことや、つい調べてしまうテーマなども手がかりになります。興味の対象が変わることも、成長や環境の変化として自然なことです。役に立つかどうかではなく、なぜ気になるのかに目を向けることが大切です。

やりたいことが見つからないときの具体的な対策は、以下のとおりです。
すべてを行う必要はありません。今の自分でもできそうと感じたものから、取り入れてみてください。
やりたいことを考える際に、「今さら無理だ」「失敗したらどうしよう」という思考が先立ち、自分に無意識の制限をかける場合があります。その状態では本音にたどり着く前に、思考が止まってしまいます。
まずは「やりたいと思ってもよい」と、自分に許可を出すことが大切です。頭に浮かんだ気持ちを否定せず、そのまま受け取る姿勢を持ってみるのもひとつの方法です。自分を縛っている価値観に気づくだけでも、選択肢は少しずつ広がります。
頭の中だけで考えていると堂々巡りしやすいため、やりたいこととやりたくないことを言葉にして書き出すことが重要です。小さなことや現実的でないと感じる内容でも、そのまま書き出してみてください。また、やりたいことだけでなくやりたくないことも整理すると、自分が避けたい状態も明確になります。
自分の思いを視覚化すると、自分の傾向や優先順位に気づきやすくなるでしょう。書き出す内容は一度で完成させる必要はなく、書き足したり消したりしながら、少しずつ整理します。書き出す行為そのものが、自分との対話につながっていきます。
過去の経験には、やりたいことのヒントが含まれているため、印象に残っている出来事や、時間をかけて取り組んだ経験を振り返ることが重要です。過去の経験を振り返るためには、自分史の作成もひとつの方法です。
出来事を時系列で書き出すと、自分の価値観や行動の傾向が見えやすくなります。当時の感情や考えを添えると、より立体的に整理できるでしょう。また、成功体験だけでなく、挫折や違和感を覚えた出来事も重要な材料となります。
自分史は答えを出すためではなく、理解を深めるための手段として有効です。
関連記事:自分史とは?自分らしさを見つけるための書き方や深めるためのポイント
同じような悩みをもつ人と対話をすると、自分の考えを客観的に見つめ直しやすくなります。他人の経験や考え方に触れることが、自分の価値観や感じ方を整理するヒントになるからです。
一方的に意見を聞くのではなく、会話の中で自分の考えを言葉にして、自分自身と向き合うことが重要です。対話を通して考えを言語化する過程で、自分が何に迷っているのかが少しずつ明確になるでしょう。また、仲間と対話することで、自分ひとりで答えを出さなくてもよいという感覚が生まれ、安心感につながります。
PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)が開催しているMIRAIZ Hubでは、同じ悩みをもつ仲間とワークショップに取り組むことで、自分が大事にしている価値観や自分らしさの理解を深められます。無料で参加できるため、自己理解を深めるきっかけづくりとして活用してみてください。

ひとりで考えていると視点が固定されやすくなるため、第三者と話して自分では気づかなかった考え方に出会うことが、やりたいことを探すうえで重要です。
キャリアサポーターは答えを与える存在ではなく、考えを整理するための伴走者です。評価や正解を求める場ではなく、自分の気持ちを言語化しながら、今の状態を整理できます。キャリアサポーターと話すことで、自分が何に迷っているのかが明確になる場合もあるでしょう。
方向性が決まっていなくても、キャリアサポーターと話すことで、やりたいことを見つけるヒントが得られるかもしれません。
PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)では、人との対話を通じて自分が大切にしている価値観を言語化しつつ、自分らしさ分析ができる無料の相談サポートを実施しています。漠然としたモヤモヤを抱えている方は、キャリアサポーターとの対話により、自分らしさを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

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