
2026/02/05
性格にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴を理解することは自分の考え方や、行動の傾向の理解につながり、キャリア選択に活かしやすくなります。一方で、「性格をどう表現すればよいのかわからない」「どのようにキャリアに活かせばよいかわからない」と悩む人も少なくありません。 そこで本記事では、性格を9つの観点に分けて整理し、それぞれの特徴を解説します。自己理解を深めたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

性格を表す言葉は数多く存在しますが、ここでは以下の9つの観点から整理して紹介します。
以下で紹介している性格の特徴は、数ある傾向の中の一例です。内容は性格を断定するものではなく、あくまで理解を深めるための参考情報としてご活用ください。
社交性とは、人と関わりながら物事を進める力のことです。社交的な性格は、多くの人と信頼関係を築きやすく、情報共有や調整が必要な場面で力を発揮しやすくなります。
社交性に関する性格の例は、以下のとおりです。
ただし、「ただ明るく人と話すのが好き」という表面上の印象だけを理解していると、仕事の場面でどのように活かせるのかが見えにくくなります。
社交性の強みは、場面や相手に応じて関わり方を調整できる点にあります。状況に合わせて使い分けることで、より良い人間関係づくりにつながるでしょう。
行動力とは、考えたことを実際の行動に移す力を指します。行動力があると、状況を見て迅速に動き出せるため、キャリアを考えるうえでは重要視されやすい要素です。
行動力・主体性に関する性格の例は、以下のとおりです。
ただ指示やタイミングを待つのではなく、自ら判断して動けるため、早い段階で成果につながりやすくなります。特に変化の多い環境では、行動の早さがそのまま企業や自身の利益に結びつく場面も少なくありません。
ビジネスシーンでは、プロジェクトの立ち上げ期において積極性や行動力が、特に必要とされる傾向にあります。
リーダーシップとは、周囲をまとめて目標に向かって進む力のことです。組織やチームをまとめ、目標達成に導く力は企業のマネージャー候補として外せないスキルです。
統率力があれば、個人の成果だけでなく、全体を見ながら行動できるため、周りからの信頼も得やすい傾向にあります。
リーダーシップ・統率力に関する性格の例は、以下のとおりです。
リーダーシップは、必ずしも前に立つことだけを意味しません。全体を見渡し、適切な判断や支援ができる点も重要な要素といえます。
自分の性格や自分らしさを見つけるためには、他者との対話を通じて考えを整理できる場を活用するのもおすすめです。
PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)が開催する無料イベント「MIRAIZ Hub」では、ワークショップや対話を通して、自分の大切にしたい価値観やはたらく軸を言語化できます。
一人で考え込むよりも、視点を広げることで、自分なりの答えが見えやすくなるでしょう。

MIRAIZ Hubイベントの様子が気になる方は、以下のイベントレポートをぜひチェックしてみてください。
向上心とは、現状に満足せず成長を目指そうとする姿勢を指します。
向上心を持ち、自分を成長させようとする姿勢は、長期的なキャリアを考えるうえで重要です。新しい分野や役割に前向きに向き合えるため、変化の早い時代において自分の将来の可能性や選択肢を広げる助けになるでしょう。
向上心・成長意欲に関する性格の例は、以下のとおりです。
向上心は、「どのような学びを続けてきたか」を振り返ることでキャリア選択に結びつけやすくなります。
協調性とは、他者と協力しながら物事を進める力のことです。仕事を選択するうえでは、一人で完結する業務だけでなく、周囲と連携しながら成果を出す場面が多くあります。そのため、チームのなかでどのように関わり、どの役割を担えるかを理解しておくことが、働きやすさにもつながります。
協調性は、単に周りに合わせる力ではなく、人と一緒に成果を出す力として捉えることで仕事選びの際にも強みとして活かしやすくなります。
創造性は、物事を新しい視点で捉え、これまでにない考え方を生み出す力です。創造性のある性格は、課題に対して新しい切り口を見つけやすく、変化を楽しめる仕事と相性が良い傾向があります。他者と同じ視点にとらわれにくい点は、キャリアにおける差別化にもつながります。
創造性・発想力に関する性格の例は、以下のとおりです。
創造性は、商品やサービスの企画だけでなく、業務改善や課題解決など、さまざまな場面で活かせる強みといえるでしょう。
やり抜く力とは、途中で投げ出さずに物事に取り組み続ける力を指します。やり抜く力がある人は、時間がかかる仕事や難易度の高い課題にも向き合える傾向にあり、長期的な目標にも取り組みやすくなります。
やり抜く力・継続力に関する性格の例は、以下のとおりです。
継続力は、どの分野でも安定した成果につながりやすい特徴です。長く取り組める分野を選ぶことで、この性格をより発揮しやすくなります。
柔軟性とは、状況の変化に応じて考え方や行動を調整できる力のことです。柔軟性や適応力のある性格は、想定外の出来事が起こりやすい環境のなかで、選択肢を広げやすい傾向にあります。
柔軟性・適応力に関する性格の例は、以下のとおりです。
仕事を進めるうえでは、計画どおりにいかない場面も多くありますが、その都度考え方や行動を調整できれば、無理なく状況に対応しやすくなります。変化を前向きに受け止められることは、自分らしいキャリアを考えるうえでも強みになるでしょう。
柔軟性や適応力の高さは、変化に合わせて選び直し続けられる力として捉えると、自分の強みとして認識しやすくなります。
思考力や洞察力に優れた人は、問題を整理し、さまざまな判断が必要な場面で納得感のある選択をしやすい傾向があります。キャリアを考えるうえでも、自分なりの判断軸を持ちやすくなるでしょう。
思考力・洞察力に関する性格の例は、以下のとおりです。
思考力や洞察力に優れた人は、表面的な考え方にとらわれず、物事に深く向き合おうとする傾向があります。その結果、納得できるキャリア選択につながりやすくなるでしょう。

性格にはさまざまな捉え方がありますが、以下のような分類方法を知ることで自分の傾向を整理しやすくなります。
また、複数の分類方法を知っておくことで「自分らしいキャリアを選択できているか」といったモヤモヤを言葉にしやすくなります。
性格の種類を体系的に理解することは、自己分析やキャリア選択のヒントを得るうえで参考になるでしょう。
ただ、性格診断は個々の性格を断定するものではないため、参考情報として活用してみてください。
MBTIは、人の性格を16タイプに分類する心理学的指標です。この分類方法では、外向・内向といった視点から、自分がどのように判断・行動しやすいかを整理できます。
この分類は、向き不向きを断定するものではなく、あくまで傾向を知るための指標です。
具体的には、以下の16タイプに分けられます。
タイプ | 特徴 |
|---|---|
INTJ(建築家) | 戦略的に考え、先を見据えて計画を立てる |
INTP(論理学者) | 知識欲が旺盛で、新しいものや方法を生み出すのが得意 |
ENTJ(指揮官) | 判断力があり、全体を見て物事を進める |
ENTP(討論者) | 柔軟な発想で新しいアイデアを生み出す |
INFJ(提唱者) | 理想や価値観を重視し、本質を考える |
INFP(仲介者) | 信念を大切にし、誠実に行動する |
ENFJ(主人公) | 周囲を巻き込み、前向きに導く |
ENFP(運動家) | 発想が豊かで、人との関わりを楽しむ |
ISTJ(管理者) | ルールや事実を重視し、着実に進める |
ISFJ(擁護者) | 周囲への配慮を大切にし、支える |
ESTJ(幹部) | 組織や物事をまとめ、効率的に進める |
ESFJ(領事官) | 社交的で、人をサポートするのが得意 |
ISTP(巨匠) | 独創的かつ現実的/新しいことを試すのが好き |
ISFP(冒険者) | 柔軟な感覚を持ち、体験を大切にする |
ESTP(起業家) | 抜け目がなく、優れた洞察力の持ち主で変化を好む |
ESFP(エンターテイナー) | 熱意にあふれた精力的であり、思いつきで行動するのを好む |
参考:無料性格診断テスト、性格タイプの説明、人間関係およびキャリアのアドバイス | 16Personalities
自分がどのタイプに当てはまるかを知ることで、自分らしい働き方を考えやすくなるでしょう。
ビッグファイブは、性格を5つの特性で測定します。行動の安定性や対人傾向などを整理しやすく、感覚的な自己分析よりも客観的に性格を理解できます。
性格 | 詳細 |
|---|---|
外向性 | 人や外の刺激に関心が向きやすいか |
協調性/調和性 | 他者と協力し、思いやりをもって行動できるか |
誠実性 | 計画性や責任感を持って取り組めるか |
神経症的傾向 | 感情の揺れが起きやすいか |
開放性 | 新しい経験や考え方に関心を持ちやすいか |
ビッグファイブは、性格を固定せず、組み合わせて捉える点が特徴です。そのため、仕事選びやキャリアの方向性を考える際にも、柔軟に活用しやすくなるでしょう。
エニアグラムは、人がどのような価値観をもとに行動しているかに注目した性格分類です。
表面的な行動だけでなく、「なぜそう考えるのか」を理解しやすい点が特徴とされています。
分類 | 内容 |
|---|---|
改革する人 | 正しさや理想を大切にし、物事を改善しようとする |
人を助ける人 | 人の役に立つことで価値を感じ、周囲を支えながら関係性を深めていく |
達成する人 | 目標達成や成果を重視し、効率的に結果を出そうとする |
個性的な人 | 独創的・創造的で、感情や表現を大切にする |
調べる人 | 知識や理解を重視し、慎重に行動しようとする |
忠実な人 | 責任感が強く、リスクを考えながら堅実に物事を進める |
熱中する人 | 自由や楽しさを大切にし、前向きに行動し続ける |
挑戦する人 | 自立心が強く、主導権を持ちながら物事を前に進める |
平和をもたらす人 | 調和や安定を重視し、周囲とのバランスを取りながら物事を進める |
自分がどのタイプかを知ることで、よくする行動の理由やストレスを感じやすい場面を整理しやすくなります。対人関係の改善や自己成長に役立てられる実践的な分類方法です。
分類結果をそのまま受け取るのではなく、自分の経験と重ねながら読み解くことで、自分らしさの理解につながります。

自己分析には複数のアプローチがあり、それぞれを組み合わせることでより正確な理解につなげられます。性格を分析するための代表的な方法として、以下の3つの方法が挙げられます。
長所をふくめた自分の性格を多角的に把握することで、自分らしい働き方につながるでしょう。
診断ツールは、心理学の理論や統計データを参考に作られているものが多く、自分では気づきにくい考え方のクセを知るきっかけになります。
無料で受けられるものとしては、16Personalities(MBTI準拠)やエニアグラム診断などがあり、いずれも質問に答えるだけで性格タイプが判定されます。
ただし、診断結果はあなたの性格を断定するものではないため、鵜呑みにするのではなく、自分なりの解釈を加えながら理解することが重要です。
また、キャリア相談サービスを活用する方法もあります。
PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料キャリア相談では、キャリアサポーターが「自分らしさ分析」をサポートしてくれます。現状のモヤモヤを言語化したり、これまで気づかなかった強みを発見したりすることで、自分らしいキャリアを選択するヒントを見つけられます。

これまでの人生で印象に残っている出来事を振り返ると、自分の性格の傾向が見えてきます。
たとえば、困難な状況でどのように対処したか、どのような場面でやりがいを感じたかを整理すると、価値観や行動パターンが明確になります。
【具体例】
現在の仕事に限らず、学生時代の活動からアルバイト、趣味など、さまざまな場面を思い出しながら振り返ってみることで、共通する性格の特徴が浮かび上がってきます。
過去の経験を振り返る方法として、自分史の作成も効果的です。自分史の作り方やポイントについては、以下の記事を参考にしてみてください。
自分史とは?自分らしさを見つけるための書き方や深めるためのポイント
家族や友人、同僚など身近な人に自分の性格について聞いてみることで、意外な発見につながることがあります。自分では「普通」だと思っていた行動が、他人から見ると特徴的な性格の表れだったというケースは珍しくありません。
また、複数の人に聞くことで、より客観的な自己理解が得られます。質問する際は「私の性格の特徴は何だと思いますか?」や「一緒に仕事をしていて感じる私の性格は何ですか?」といった具体的な質問をすることで、率直な意見をもらいやすくなります。
他者の視点を取り入れることで、自己分析の精度を高められるでしょう。
他者との対話を通じて考えを整理できる場としては、PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料イベントである「MIRAIZ Hub」もあります。ワークショップや対話を通して、仲間と価値観を共有しながら自分と向き合うことで、新たな自分の一面の発見につながることがあります。


性格の種類を理解し、自分の特性を把握することは、キャリア形成において大きな武器になります。社交性や行動力、創造性など、自身が持つ性格の強みを活かせる仕事や役割を見つけることで、やりがいを感じながら働けるでしょう。
もし「自分の性格がわからない」「キャリアにどう結びつければよいか迷っている」と感じたら、一人で抱え込まず、第三者の視点を取り入れてみるのもひとつの方法です。
自分の性格や大事にしている価値観がわからずにモヤモヤしている人には、PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料キャリア相談も有効です。キャリアサポーターが「自分らしさ」を分析するサポートをします。
これまで気づかなかった強みの棚卸しやキャリアの次の一歩まで伴奏してくれるため、自分らしいキャリアを選択するためのヒントが得られるでしょう。

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