組織を牽引するリーダーとして成功するためには何が重要かについて学べる指南書です。

スキルやテクニックではなく、どんなマインド・行動をすれば、リーダーとして成果を出せるのかが生々しく綴られています。

「組織を牽引するためには？」「チームで成果を挙げるには？」という悩みに対して、著者の実体験に基づいた刺激的なマインドや行動による解決策を理解するのに役立ちます。

短期勝負ではなく、半年〜1年かけて信頼や信用を勝ち取り、組織を牽引するリーダーになるための行動指針を立てることができます。

特に「頑張る」という言葉を禁句にする、という内容が印象に残っています。

頑張るのは当たり前という基準をチームに設け、常にポジティブな感情が湧く言葉を選ぶことが、組織を牽引するリーダーになるために重要だと気づかされました。

20代〜30代前半で、スキルアップやキャリアアップを考えている全ビジネスパーソンにおすすめです。

特に、思い通りにいかないと悩んでいるチームリーダーや、これからリーダーになりたいと本気で考えている方は必読の1冊です。

本書はリーダーに向けたメッセージ集ですが、厳しい中にも愛情が感じられ、相手を思いやる気持ちが文面に溢れています。