
2026/02/26
「自己分析がうまくできない」「面接で話す内容に自信がない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?人生グラフ(モチベーショングラフ)を作成すると、自分の「強み」や「本当にやりたいこと」が明確になる可能性があります。 本記事では、人生グラフの活用方法や具体的な書き方、自分らしいグラフを作成するコツを解説します。

人生グラフ(モチベーショングラフ)とは、過去から現在までの出来事と、その時々のモチベーション(意欲や幸福度)の変化を曲線で表した図のことです。
これまでの人生をグラフ化することで、「いつ、どのような理由で自分の感情が動いたのか」を視覚的に把握しやすくなります。その結果、自分自身の思考の癖や大切にしている価値観を客観的に見つめ直すのに役立ちます。
「どのような環境なら頑張れるのか」「何がストレスになるのか」を整理できるため、就活や転職活動をはじめ、自己理解を深めるワークとして活用されているツールです。
今のキャリアに違和感がある場合、人生グラフ(モチベーショングラフ)を作ることで、自分らしい生き方や働き方を再確認できるかもしれません。

「自分に合った仕事がわからない」と悩んでいる場合、人生グラフ(モチベーショングラフ)で過去を振り返ることが現状を変えるヒントになりえます。
具体的にどのような場面で役立つのか、3つの活用シーンを見ていきましょう。
シート | 特徴 |
|---|---|
自己分析 | 自分の「強み」と「弱み」を客観的に把握できる |
キャリア設計 | 自分に合った仕事や環境の「軸」が定まる |
面接対策 | 説得力のある「一貫したエピソード」を作れる |
人生グラフ(モチベーショングラフ)を作ることで、自分の「強み」と「弱み」を客観的に把握しやすくなります。
グラフに表れたモチベーションの「山(充実していた時期)」と「谷(落ち込んでいた時期)」に注目し、複数のエピソードを比較しながら振り返れるためです。
たとえば、一見まったく違う出来事でも、「チームで協力して何かを成し遂げたときにモチベーションが高まっている」といった共通点が見えてくることがあります。反対に、どのような状況で立ち止まりやすいのかも明確になります。
過去の事実にもとづいて強みや弱みを理解できるので、今後のキャリアや働き方を考えるための自己分析がスムーズに進みやすいでしょう。
過去にやりがいを感じた瞬間を特定することは、自分に合った仕事や環境の「軸」を定めることにつながります。
転職活動で企業研究を深めていくと、会社の規模・給与・評価制度など比較する条件が増え、自分のなかの優先順位がわからなくなってしまうことがあるかもしれません。
そのようなときにグラフの「山」が続いている時期を分析すれば、以下のようなポイントを再確認できます。
自分の軸が定まることで、周囲の意見や世間の流行に流されることなく、心から納得できるキャリアパスを描きやすくなります。
ただ、いざ人生グラフ(モチベーショングラフ)を作成しようとしても、「自分ひとりで客観的に分析できるか不安」と感じる方もいるかもれません。
そのようなときは、PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料キャリア相談を活用してみるのもひとつの方法です。
プロのキャリアサポーターが、これまでの経験や考えをヒアリングしたうえで、強みや自分らしさを整理する「自分らしさ分析」をサポートします。
うまく言葉にできないモヤモヤした状態のまま話していただいて大丈夫なので、プロと一緒に自分の軸を見つけるヒントを探してみませんか。

人生グラフ(モチベーショングラフ)を作ることは、転職活動の面接で説得力のある「一貫したエピソード」を伝えるための準備になります。
採用面接では過去の実績だけでなく、「そのときどう考え、どのように行動したのか」といったプロセスも重視されるためです。
人生グラフ(モチベーショングラフ)があれば、自分の強みが発揮された出来事を時系列で整理し、感情の動きを交えながら説明しやすくなります。
たとえば、「目標に届かずモチベーションが下がった時期に、『個人の力だけでなくチームの連携が必要だ』と考え、自ら情報共有の場を提案して実行した」といったプロセスを語れるようになるでしょう。
過去の経験をひとつのストーリーとして伝えることで、自己PRや志望動機に説得力が生まれ、面接官に納得してもらえる可能性が高まります。

人生グラフ(モチベーショングラフ)の書き方にルールはないので、何から始めればよいか迷う方もいるのではないでしょうか。
ここでは一例として、基本的な作り方を5つのステップで解説します。
まずは、人生グラフ(モチベーショングラフ)の土台となる縦軸と横軸を設定します。モチベーションの変化と、それがいつ起きた出来事なのかを視覚的に整理しやすくするためです。
具体的には、紙やノートを用意して十字に線を引き、それぞれの軸に以下の項目を書き込んでみるのがひとつの方法です。
このとき、横軸の間隔を均等に分ける必要はありません。今の自分にとって重要で詳しく振り返りたい時期の幅を広く取るなど、自由に調整して構いません。
自分が振り返りやすいように軸の幅を工夫することで、過去の出来事を思い出しやすくなり、あとの作業がスムーズに進むでしょう。
軸が完成したら、時系列に沿って心に残っている出来事をグラフ上に記入し、点をつないで曲線を描きます。人生の主要なイベントを網羅することで、モチベーションの全体像を把握しやすくなります。
たとえば、次のように大きな節目はもちろん、日常の小さな成功体験や失敗体験まで自由に書き出してみるのがおすすめです。
この段階では「これは書くべきだろうか」と深く考えすぎず、思いつくまま点を打っていくのがコツです。出来事の大小を気にせず、ありのままの起伏を描き出すことで、自分のモチベーションの波が目に見えるようになります。
出来事をグラフ上に書き出したら、当時の感情や考えを点の近くに書き添えていきます。
とくに、モチベーションの曲線が急に上下している「山」や「谷」の部分は、自分のなかで大きな変化が起きた箇所です。出来事の裏にある本音を詳しく言葉にすることが、自己分析を深めるヒントになります。
たとえば「第一志望の高校に合格した」といった事実だけでなく、次のように一歩踏み込んだ感情を記述するのがひとつの手です。
また、「恥ずかしかった」「悔しかった」などのネガティブな本音も正直に書き出すと、より自己理解を深めやすくなります。
とはいえ、ひとりで自分の感情や思考を書き出していると、「これが本当に自分の本音なのかな?」と迷ってしまうこともあるかもしれません。
もし楽しみながら自己理解を深めたいなら、PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料イベント「MIRAIZ Hub」に参加してみるのもおすすめです。
同じ悩みをもつ仲間とゲームやワークショップを通して価値観を共有して自分と向き合うことで、「大切にしたい価値観」や「はたらく軸」を見つけ、自分らしいキャリアを選択しやすくなるでしょう。

MIRAIZ Hubのイベントのコンテンツ詳細を知りたい方は、以下の動画をぜひチェックしてみてください。
グラフへの書き込みが終わったら、完成した曲線を眺めて共通するパターンを探します。一見するとバラバラな出来事に見えても、モチベーションを高く保てた時期や逆に意欲が下がってしまった時期には、何らかの共通点があるでしょう。
具体的には、「山」と「谷」の傾向を次のように抽出してみるのが一例です。
【「山」の傾向】
山の傾向からわかること:「自分の成長や成果が実感できたとき」に充実感を得ている
【「谷」の傾向】
谷の傾向からわかること:「他者と比較されて劣等感を抱いたとき」に大きく意欲が落ちている
過去の出来事から客観的な共通点を探ることで、自分にとって働きやすい環境や条件がより明確になっていきます。
ステップ4で見つけた傾向をもとに、自分が仕事や人生で大切にしたい価値観を具体的な言葉でまとめます。
共通のパターンを言語化することで、自分のなかにあるぼんやりとした感覚が、今後の仕事選びにおける判断基準に変わるでしょう。
たとえば「自分の成長や成果が実感できたときに充実する」「他者と比較されると意欲が落ちる」といった傾向から、次のような価値観がわかるかもしれません。
仕事選びの軸が決まれば、面接での自己PRや志望動機にも活かせるため、自分が心から納得できる選択につながりやすくなります。
もし「言葉にはしてみたけど、この価値観をどう今後のキャリアに活かせばよいかわからない」と悩む場合は、一度キャリアのプロに相談してみるのもおすすめです。
PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料キャリア相談では、プロのキャリアサポーターがあなたの話をじっくり聞き、客観的な視点で「自分らしさ」を一緒に整理(自分らしさ分析)していきます。
第三者に正直な気持ちを話すことで、あなたが大切にしたい価値観をさらに深掘りしやすくなるでしょう。

なお、どのような価値観があるのかを先に知って参考にしたい場合は、下記の記事をチェックしてみてください。

人生グラフ(モチベーショングラフ)は、ただ過去の出来事を並べるだけでは本当の価値観が見えてきません。ここでは、より自分らしいグラフを作成する3つのコツを紹介します。
人生グラフ(モチベーショングラフ)を自分らしく作成するには、事実ではなく「心の動き」を中心に据えることが大切です。「そのときどう感じたか」といった感情の変化に注目することで、あなたが大切にしている価値観が見えてきます。
たとえば「サッカーで県大会に出場した」事実に対して、次のように当時の心情を具体的に書き出してみるのもひとつの方法です。
他人から見れば日常のささいな出来事であっても、自分の心が大きく動いたのなら、グラフ上で「山」や「谷」として大きく描いて構いません。
内面と真摯に向き合い、感情の振れ幅をごまかさずに書き出すことで、自分らしさを表すグラフが完成しやすくなります。
そもそも「自分らしさ」とは何なのかを改めて知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
自分らしさとは?メリットや自分らしさを見つけるための方法を解説
グラフの起伏に対して「なぜそう感じたのか?」と何度も問いを繰り返すことも、自分らしさを明確にするためのコツといえます。
感情が動いた理由を一段階ずつ深掘りしていくと、表面的な出来事の奥にある「自分が本当に大切にしていること」が見えてくるためです。
もし「行きたい会社から内定をもらって嬉しかった」と感じたなら、以下のように具体的な理由を掘り下げてみるのもひとつの方法です。
問いを繰り返して自己理解を深めておくと、転職活動などで企業を選ぶ際に、「より自分に合った仕事は何か」「より自分が活躍できる環境はどこか」などの判断がしやすくなります。
なお、自己理解を深める方法には「自分史」や「ジョハリの窓」などもあるので、下記の記事もチェックしてみてください。
自己理解を深める自己分析のやり方とは?メリットや実施時の注意点を解説
完成した人生グラフ(モチベーショングラフ)を信頼できる友人や家族に見せて、客観的な感想を聞いてみるのもひとつの方法です。
自分ひとりで過去を振り返ると視点や解釈が偏ってしまい、当たり前になっている自分の特性や強みに気づけない場合もあります。
第三者にグラフを見てもらうと、「この時期のエピソードが抜けているのはなぜ?」「前向きな言葉が並んでいるけど、グラフの上がり方は緩やかだね」といった、自分では思いつかない指摘をもらえることがあります。
また、「この困難を乗り越えた場面で、実は周りを巻き込む強みを発揮していたよね」などのフィードバックを得られる場合もあるでしょう。
他者の視点を取り入れれば、自分でも気づいていなかった無意識の価値観や強みを把握でき、自己理解がさらに深まります。
なお、身近な人には自分の内面を話しにくいと感じる場合は、PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料イベント「MIRAIZ Hub」がおすすめです。
同じ悩みをもつ仲間と一緒に、カードゲームやワークを楽しみながら「大切にしたい価値観」や「はたらく軸」を見つけていくイベントになります。
誰かの価値観に共感したり新しい考え方に驚いたりして、自分の内面と向き合うなかで、あなたの「自分らしさ」がより鮮明になっていくでしょう。


人生グラフ(モチベーショングラフ)で過去の出来事に対する心の動きを視覚化し、その理由を深掘りすることは、自分の強みや大切にしたい価値観を見つめ直すきっかけになります。
自分の軸が定まれば、今後の仕事選びで迷いが減るだけでなく、採用面接でも説得力のあるエピソードを伝えやすくなるでしょう。
しかし、いざ作成してみても「自分の分析が合っているのかわからない」「見つけた強みをどうキャリアに活かせばいいの?」と迷ってしまう方もいるかもしれません。
そのようなときは、PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料キャリア相談を活用するのもおすすめです。
プロのキャリアサポーターがあなたの経験や今の気持ちを聞きながら、強みや価値観を一緒に整理する「自分らしさ分析」のサポートをします。
今後やってみたいことへの課題や具体的な解決策が見つかりやすくなり、次に進むべき方向性も明確になるでしょう。

ハッシュタグから記事を探す
カテゴリから記事を探す
トップランナーおすすめの良書
トップランナーが見た動画
インタビュー・対談
トップランナーから、仕事に直結するスキルを学ぶ



