キャリアプランが思いつかない原因は?作るメリットや手順、例文も紹介

2026/04/09

キャリアプランが思いつかない原因は?作るメリットや手順、例文も紹介

はたらくを考えるヒント
#キャリア#キャリア形成#キャリア相談

「将来の目標がまったく思いつかない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。キャリアプランが思いつかないのは、完璧な計画を求めすぎたり、自分の強みが整理できていなかったりすることが原因かもしれません。 本記事では、キャリアプランが思いつかない原因や、無理なく作成しやすい4つのステップを解説します。

目次

キャリアプランが思いつかない4つの原因

「キャリアプランが思いつかない」と行き詰まる背景には、主に4つの原因が考えられます。まずは現状を整理し、考えが止まってしまう原因を探ってみるとよいかもしれません。

  1. 理想の働き方などのゴールが決まっていない
  2. 完璧なプランを立てようとしている
  3. 自分の「強み」や「価値観」が整理できていない
  4. 自分に自信がなくて行動を起こせない

1.理想の働き方などのゴールが決まっていない

キャリアプランが思いつかない原因のひとつは、理想の働き方などのゴールが決まっていないことです。

「プライベートの時間を大切にしたい」「専門的なスキルを身につけたい」といった将来の姿が曖昧なままでは、逆算して今の自分が何をすべきか考えるのは難しくなるでしょう。

まずは1つの長期的なゴールを定め、そこに向かって道筋を立てていくことが大切です。ゴールまでの道のりを具体的にすることで、実現できる可能性が高まります。

2.完璧なプランを立てようとしている

最初から完璧なプランを立てようとしすぎていることも、キャリアプランが思いつかない原因といえます。

抜け漏れのない内容を目指してしまうと、考えがまとまらず手が止まってしまいがちです。

キャリアを積むうちに自分の置かれる環境は変わり、できることややりたいことも自然と変化していくものです。

そのため、「キャリアプランは状況にあわせてアップデートしていくもの」といった前提のもと、今考えられる範囲の目標を立ててみるのがよいでしょう。

3.自分の「強み」や「価値観」が整理できていない

キャリアプランを作成するには、「今の自分に何ができるか」や「仕事で何を大切にしたいか」といった自己理解の土台が欠かせません。

自分の興味や強みが整理できていないと、「自分が本当にやりたいこと」が明確にならず、世間の基準に合わせた目標になりがちです。

これでは、目標に向かって頑張ろうといった前向きなやる気も起きにくくなってしまうでしょう。

過去の経験を棚卸しして自分の得意なことや興味を整理できれば、心から納得できる目標が定まりやすくなります。

もし「ひとりで強みや価値観を整理するのは難しい」と感じているなら、一度キャリアのプロに相談してみるのもおすすめです。

PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料キャリア相談では、キャリアサポーターがあなたのモヤモヤを丁寧に聞きながら、強みや自分らしさを整理する「自分らしさ分析」をサポートしてくれます

うまく言葉にできない焦りや不安をそのままお話しいただいて大丈夫なので、まずは気持ちを吐き出すところから始めてみませんか。

4.自分に自信がなくて行動を起こせない

「特別なスキルがないし、自分には無理かもしれない」と自己評価を低く見積もってしまい、なかなか行動を起こせない人もいるかもしれません。

挑戦する前からできないと決めつけると、自分で自分の可能性を狭めてしまい、前向きな仕事の選択肢が思い浮かばなくなってしまいます。

まずは「できる・できない」を一旦脇に置いて、純粋に「やってみたい」と感じる素直な気持ちを大切にしてみるのがおすすめです。

企業が面接でキャリアプランを聞く理由

企業が面接でキャリアプランを聞くのは、あなたと自社との「相性」や「適性」がマッチしているかを確認するためです。具体的には以下のようなことを見極めたい意図があります。

  • 企業が進む方向性と、あなたの目指す方向性が一致しているか
  • 目標に向かって計画的に努力できる成長意欲があるか
  • 入社後に長く自社で活躍してくれそうか

こうした企業側の意図を正しく理解しておけば、相手が求める要素を取り入れた適切な回答を作りやすくなるでしょう。

キャリアプランを作成するメリット

自分のやりたいことを明確にして計画を練ると、面接対策になるだけでなく、入社後に長く働いていくうえでも以下のようなメリットがあります。

  • 「今やるべきこと」がはっきりし、行動への迷いを減らせる
  • 企業選びの軸ができ、自分に合った会社に出会いやすくなる
  • 入社後も前向きな気持ちで仕事に取り組みやすくなる
  • 周りの意見に左右されず、自分で納得して進む道を決められる

自分が将来どうなりたいかが整理され、今後のキャリアに対する漠然としたモヤモヤを減らしやすくなります。

そもそもキャリアプランとは何かを改めて押さえておきたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。

キャリアプランとは?考え方や年代別の違い、活用できるツールも紹介

キャリアプランを作成する4ステップ

キャリアプランを作成する4ステップ一覧

キャリアプランを作ろうと思っても、何から始めればよいか迷ってしまう人もいるかもしれません。

自分の強みの整理から具体的なスケジュール立てまで、順を追って無理なく作成できる4つのステップを紹介します。

  1. 「自分らしさ」や「強み」を明確にする
  2. 「Will・Can・Must」で現状と理想を整理する
  3. 身近なロールモデルや憧れの人から逆算する
  4. 1年後・3年後・5年後に区切って目標・スケジュールを立てる

1.「自分らしさ」や「強み」を明確にする

まずは過去の経験を振り返り、「自分らしさ」や「強み」を言葉にしてみるのがひとつの方法です。無意識に発揮している長所を見つけることが、今後のプランを考える土台になります。

幼少期の思い出から最近の出来事まで、「過去に夢中になれたこと」や「苦労せずにできた作業」を具体的に書き出してみるとよいでしょう。

たとえば「文化祭の準備で、スケジュールを管理してチームをまとめるのが楽しかった」などです。

自分の思考の癖や無意識の行動パターンがわかり、自己理解がさらに深まる可能性があります。

なお、楽しみながら自己理解を深めたい人は、PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料イベント「MIRAIZ Hub」に参加してみるのもおすすめです。

キャリアに悩む仲間と一緒に、ゲームやワークを通して価値観を共有し、自分の内面と向き合っていきます。

誰かの価値観に共感したり新しい考え方に驚いたりするなかで、あなたが「大切にしたい価値観」や「はたらく軸」が自然と見えてくるでしょう

MIRAIZ Hubのイベントのコンテンツ詳細を知りたい方は、以下の動画をぜひチェックしてみてください。

2.「Will・Can・Must」で現状と理想を整理する

次に「Will・Can・Must」の3つの視点から、今の自分と理想の姿を整理してみます。

3つの要素が重なり合う部分が、自分自身がやりがいを感じられ、同時に企業にとっても価値のある目標になるためです。

たとえば以下のように、各項目を思いつくままに紙に書き出してみるとよいでしょう。

  • Will(実現したいこと):関わる人を幸せにしたい
  • Can(活かせる能力):顧客の悩みに寄り添った丁寧な提案ができる
  • Must(求められる役割):入社〇年目までに顧客満足度の向上に貢献し、後輩の指導も担う

現状と理想のギャップがはっきりし、今後どのようなスキルを身につけていけばいいのかが見えやすくなります。

なお、人生の目標が見つからないと悩んでいる場合は、下記の記事で紹介している見つけ方を参考にしてみてください。

人生の目標がないあなたへ|日々が充実する4つのステップを解説

3.身近なロールモデルや憧れの人から逆算する

ゼロから理想の姿を想像するのが難しい場合は、身近な先輩や憧れの人を「ロールモデル」にするのもひとつの手です。

目標とする人が歩んできた道のりを参考にすると、やるべきことがイメージしやすくなります。

「あの人のような働き方がしたい」と思える人を見つけたら、その人が過去にどのような経験を積み、どういうスキルを身につけてきたのかを分析してみるのがおすすめです。

そこから逆算して「今の自分には何が必要か」を考えることで、具体的なアクションプランが立てられるでしょう。

4.1年後・3年後・5年後に区切って目標・スケジュールを立てる

理想のゴールが見えてきたら、1年後・3年後・5年後と短い期間に区切って目標を立ててみます。

期間を細かく分けることで、目標が明日から取り組むべき具体的な行動に落とし込みやすくなります。

たとえば「5年後にマネージャーになる」といった目標を立てた場合、次のようにスケジュールを立てるのが一例です。

  • 5年後:マネージャーとしてチームをまとめる
  • 3年後:リーダーを経験し、後輩の育成に携わる
  • 1年後:今の業務で成果を出し、マネジメントに必要な資格を取得する

少しずつ達成できそうな目標を置くと焦る気持ちが減り、前向きに行動していけるでしょう。

【職種別】キャリアプランが思いつかないときの例文

職種によって目指す方向性や、キャリアプランでのアピールポイントは異なります。

代表的な職種別にキャリアプランの例文を紹介するので、あくまで一例として参考にしてみてください。

  • 【営業職】キャリアプランの例文
  • 【事務・管理系】キャリアプランの例文
  • 【IT・エンジニア系】キャリアプランの例文

【営業職】キャリアプランの例文

営業職には現場のプレイヤーを極める道やチームのマネジメント、別の業種へのキャリアチェンジといった選択肢があります。

たとえば、プレイヤーとして最前線で活躍し続けたい場合、次のような例文が考えられます。

【例文】

「私は新規開拓のプロとして御社に貢献したいと考えています。前職で培った関係構築力を活かし、直接お客さまのニーズを理解して課題を解決することに、大きなやりがいを感じているためです。

具体的には、入社1年後までに月間〇件の新規成約を安定して達成し、部署内でトップの売上を目指します。

3年後には、御社が目標に掲げる『新しい市場の開拓』にも貢献できるよう、経営課題に深く切り込む提案力を磨き、『〇〇に任せればどんな企業も開拓できる』と頼られるトップセールスになることが目標です。」

いつまでにどのような姿になりたいかを明確にしたうえで、具体的な数字を盛り込んで伝えるのがポイントです。

【事務・管理系】キャリアプランの例文

事務や管理部門のキャリアプランでは、業務の効率化や組織のサポートを通じた貢献を伝えるとよいでしょう。以下は、一般事務におけるキャリアプランの例です。

【例文】

「私は事務職のスペシャリストとして、自ら業務改善を提案し、実行できる人材になりたいと考えています。これまでの経験を活かしてミスなくスピーディに業務を習得し、『事務のことは〇〇に聞けばわかる』と周りから頼っていただける存在を目指します。

具体的には、3年後までにMOSの上級資格取得などを通してデータ集計などのスキルを高め、チームの業務効率化に貢献したいです。

5年後には後輩の指導やサポートを任されるレベルに成長し、新しいメンバーが安心して働ける環境づくりを通して、部署全体の底上げに貢献することが目標です。」

仕事に必要なパソコンスキルの習得や資格取得など、専門性を高めようとする姿勢をアピールすると、評価につながるかもしれません。

【IT・エンジニア系】キャリアプランの例文

IT・エンジニア職には、特定の技術を極めるスペシャリストや、チームをまとめるマネジメントといった選択肢があります。

システムエンジニアがマネジメントを目指す場合は、次のようなキャリアプランが一例です。

【例文】

「私はプロジェクトマネージャーとして活躍することを目指しています。理由は、これまでの経験を通して、部下の育成やチーム全体で成果を出すことに大きなやりがいを感じるようになったためです。

まずは実務経験を積み、顧客のニーズに的確に応えられる基盤を固めます。3年後には5名程度のプロジェクトリーダーとして、メンバーの適性を活かしたタスクの割り当てなどを通じてチームの力を高めていきたいです。

5年後にはプロジェクトマネージャーとして、予算管理や技術組織の文化作りなども統括し、事業の成長を技術面から支える存在になりたいと考えています。」

技術力の向上やプロジェクトにおける役割の変化を軸に組み立てると、前向きな姿勢が伝わりやすくなります。

もし「自分なりに考えてみたけど、うまく言葉にまとまらない」と行き詰まりを感じている場合は、プロに話を聞いてもらって整理するのもひとつの手です。

PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)では、キャリアサポーターと1対1で話せる無料のキャリア相談を実施しています。

客観的な視点からこれまでの経験やあなたの強みを整理する「自分らしさ分析」をサポートするので、自分に合ったキャリアプランの方向性が明確になるでしょう。

【年代別】キャリアプランが思いつかないときの例文

年齢や社会人経験の長さに合わせてキャリアプランを考えることで、企業側が求める役割と自分の目標がずれにくくなります。

ここではあくまで一例として、年代別にキャリアプランの例文を見ていきましょう。

  • 【20代】キャリアプランの例文
  • 【30代】キャリアプランの例文

【20代】キャリアプランの例文

20代前半は学習意欲やポテンシャルが重視され、20代後半からは過去の経験やスキルを踏まえた成長が期待される傾向にあります。

もし20代前半でいろいろな業務を経験したい場合、次のようなキャリアプランが挙げられます。

【例文】

「さまざまな業務に挑戦し、コミュニケーション能力などの基礎的なビジネススキルを習得しながら、自身の適性を探っていきたいと考えています。

現在はまだ極めたい職種が明確に定まっていないため、可能であれば数年ごとに新しい部署を経験し、異なる視点やスキルを身につけながら会社全体の業務を把握する力を養いたいです。

社内外での人脈も広げながら、将来的には組織全体を見渡せる、周囲から頼られるゼネラリストとして御社に貢献することを目指します」

基礎を学びながら自分の可能性を広げていく意欲を伝えることで、前向きな姿勢が伝わりやすくなるでしょう。

【30代】キャリアプランの例文

30代からは「チームをまとめる役職者」と「専門性を極めるスペシャリスト」のどちらに進みたいのかを、これまでの経験や実績とあわせて答えることが求められます。

たとえば、営業経験を活かしてマネジメントに進む場合、次のようなキャリアプランが一例です。

【例文】

「これまでの営業経験を活かし、新規開拓の分野で貢献したいと考えています。まずはデータを分析して営業戦略を立て、1年以内に売上を○%向上させることが直近の目標です。さらに、現場で捉えた顧客ニーズを新商品開発にも活かしたいと考えております。

将来的にはリーダーとして周囲の信頼を得て、部下の育成や業務管理を担い、働きやすい環境を整えながら組織全体の底上げに貢献したいです。」

即戦力としてアピールしつつ、今後のマネジメントに対する意欲を伝えるのがポイントといえます。

キャリアプランを作成するポイント|思いつかない時の対処法

キャリアプランを作ろうとしても、「なかなか思いつかない」と行き詰まってしまうこともあるかもしれません。

無理なく作成するためのポイントや、思いつかないときの対処法を見ていきましょう。

  • 「仕事を通じた成長や貢献」を軸にする
  • 家族や友人など第三者の意見を取り入れる

「仕事を通じた成長や貢献」を軸にする

キャリアプランは、「仕事を通じた成長や貢献」を軸に考えるのがポイントのひとつです。

「プライベートを充実させたい」といった個人的な希望だけでは、仕事への熱意が伝わりにくくなります。

たとえば、「どのようなスキルを身につけ、会社にどう貢献していくか」といった視点で組み立ててみるとよいでしょう。

会社の利益と自分の成長が結びついていることをアピールできれば、採用担当者にも納得してもらいやすくなります。

なお、今の仕事に対するモチベーションで悩んでいる方は、下記の記事も参考にしてみてください。

仕事にやりがいを感じないのはなぜ?原因と対処法をわかりやすく解説

家族や友人など第三者の意見を取り入れる

家族や友人など、第三者の客観的な意見をキャリアプランに取り入れるのもひとつの方法です。

自分ひとりで作成したキャリアプランはどうしても主観的になり、現実離れした目標になってしまう可能性があります。

身近な人に話を聞いてもらい、「あなたにはこんな強みもあると思う」「その目標なら、こういう環境のほうがより活躍できるかも」といった素直な意見をもらうとよいかもしれません。

他者の視点を知ることで視野が広がり、より現実的で説得力のあるキャリアプランへと磨き上げやすくなります。

もし身近な人に相談しにくい場合は、PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料キャリア相談を活用するのもおすすめです。

キャリアサポーターが、あなたのこれまでの経験や今の気持ちをじっくりと聞き、一緒に強みや自分らしさを整理(自分らしさ分析)してくれます

まずは「うまくキャリアプランがまとまらない」といった正直な気持ちを話すことから始めてみてはいかがでしょうか。

キャリアプランを作成して自分らしい働き方を実現しよう

キャリアプランが思いつかなくても、決して焦る必要はありません。

まずは少し気持ちを楽にして、これまでの経験から「自分らしさ」や「強み」を整理していくことが、あなたに合った目標を見つける第一歩となります。

ここまで読んで「ひとりではキャリアプランを作る一歩を踏み出しにくい」と感じた場合は、PERSOL MIRAIZ(パーソルミライズ)の無料イベント「MIRAIZ Hub」に参加してみるのもおすすめです。

ゲームやワークを通して仲間と価値観を共有しあったり、自分の内面を深掘りしたりするなかで、ひとりでは気付けなかった「大切にしたい価値観」や「はたらく軸」が鮮明になっていくでしょう

ひとりで悩みを抱え込まず、まずは気軽に参加してみませんか。

人と比べない方法を知りたい!他人と比較する原因と対処法を解説

前の記事を読む
この記事をシェア

ハッシュタグから記事を探す

カテゴリから記事を探す

トップランナーおすすめの良書

トップランナーが見た動画

インタビュー・対談

PERSOL MIRAIZのキャリアコンテンツ

メルマガ
X
LINE友だち追加
Instagram