リクルートを創業した江副 浩正さんの半生が描かれています。

江副さんは「起業をする」という圧倒的な覚悟を持ち、時にはいかがわしさすら味方につけてビジネスを推進しています。

1本のドラマを見ているような生々しさと、ジェットコースターのような面白さがある良書です。

「世の中を揺るがすほどの経営者とは、どういう思考・行動をしているのか？」を知りたいと思った時に役立ちました。

江副さんの未来への想い・閃き・拘り・巻き込み力・推進力などを感じることで、自分が短視眼的になっていると反省できました。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

「君はどうしたいの？じゃあそれは君がやって」

リクルートの代表的なフレーズですが、これらが若い社員たちにも「圧倒的な当事者意識」を植え付けることになる、という内容は今でも学びが深いと感じています。

経営者、経営者の参謀、管理職、人事などで、「世の中にまだないサービスを創りたい」「強い組織を創りたい」と思っている人におすすめです。

江副さんの思考・行動に触れることで、起業への本気さが問われます。