自己分析に使えるフレームワーク7選|実施する際のポイントも解説

2026/02/26

自己分析に使えるフレームワーク7選|実施する際のポイントも解説

はたらくを考えるヒント
#キャリア#キャリア形成#キャリア相談

己分析は自分の強みや価値観を理解するための土台となり、自分らしく生きるうえで重要な役割を担います。しかし、「何から始めたらよいかわからない」「自己分析がうまくできない」と悩む人も少なくないでしょう。 本記事では、自己分析に役立つ7つのフレームワークと、活用する際のポイントを紹介します。

目次

自己分析の目的

自己分析を行う主な目的として、以下の3つが挙げられます。

  • 自分の強みや弱みを正しく理解する
  • 自分が大切にしている価値観を明確にする
  • 迷ったときの判断軸となる基準をつくる

自分の強みや弱みを正しく理解する

自己分析をすることで、自分の強みや弱みを理解しやすくなります。自分の強みを理解することで、チャンスや強みを発揮できる場面において、自信をもって行動することにつながります。

また、弱みを把握しておくことで、自分に無理を強いられる環境を避けたり、苦手を改善したりする行動を選べるようになるでしょう。

さらに、強みと弱みを言語化することで、自分らしい生き方や判断軸が見えやすくなります。自分の強みと弱みを適切に把握することは、自己理解への第一歩といえるでしょう。

自分が大切にしている価値観を明確にする

自己分析をすると、普段の仕事や生活のなかで培われた価値観が見えやすくなります。「何を大切にして生きたいか」といった価値観をあらためて認識することで、言動に一貫性が生まれたり、物事の優先順位を整理できたりするでしょう。

また、価値観を言語化すると、自分らしい目標や本当にやりたいことを見つけやすくなることにもつながります。

なお、価値観は異なる経験や考えをもつ他者と対話するなかで明らかになる部分も少なくありません。

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迷ったときの判断軸となる基準をつくる

迷ったときに振り返られる判断軸があると、どのような場面でも自分の選択にブレが生じにくくなります。価値観や人生で大切にしたいことを基準にすると、自分にとって最適な選択がしやすくなるでしょう。

判断軸は過去の成功体験や満足感を得られた場面から見つかることも多いため、自己分析で過去の体験を深堀りすることが重要です。また、そのときの自分の心の動きについて丁寧に追うことで、強みや価値観の発見につながる可能性があります。

「自分がどうありたいか」という軸をもつことで、短期的な損得ではなく、未来につながる納得感を重視した選択ができるようになるでしょう。

自己分析に活用できるフレームワーク

ここでは、自己分析に活用できる主なフレームワークを7つ紹介します。

  • 自分史
  • モチベーショングラフ
  • SWOT分析
  • Will・Can・Must
  • ジョハリの窓
  • マインドマップ
  • 質問リスト

自分史

自分史は、過去の出来事を時系列で整理し、自己理解を深めるための手法です。生まれてから現在に至るまで、今の自分の人格や価値観のもととなった出来事を、すべて振り返ってみます。

これまでの経験から成功体験や失敗、印象に残ったエピソードを思い出せる限り素直に書き出すことが重要です。「なぜその出来事が心に残っているか」を掘り下げていくと、自分の価値観や行動の傾向が見えてくるでしょう。

また、自分史をもとに、行動や感情の共通点を探すことで、自分が貫いてきた考え方や大切にしたい価値観が浮かび上がってくるかもしれません。どのように作成すればよいかわからない場合は、テンプレートなどを活用すると効率よく進められます。

関連記事:自分史とは?自分らしさを見つけるための書き方や深めるためのポイント

モチベーショングラフ

モチベーショングラフとは、人生の感情の波をグラフにして可視化することで、自己理解を深められるフレームワークです。横軸に年齢や時期、縦軸に気持ちの上下を取り、経験ごとのモチベーションの変化を線で描いていきます。

モチベーションが上がった場面・下がった場面を比較することで、自分が何に対してやりがいや不満を感じやすいかが見えやすくなります。

さらに、グラフが大きく動いたタイミングに注目することで、自分の価値観や行動の共通点も見えてくるでしょう。感情が動いた理由を丁寧に深掘りしていくと、自分が本当に大切にしていることを言語化しやすくなります。

関連記事:人生グラフ(モチベーショングラフ)とは?書き方の例や活用法を紹介

SWOT分析

SWOT分析とは、以下の4分類で現状を整理し、将来の方向性を考える自己分析の手法です。

  • Strength(強み)
  • Weakness(弱み)
  • Opportunity(機会)
  • Threat(脅威)

Strength(強み)とWeakness(弱み)は自分の内面を、Opportunity(機会)とThreat(脅威)は社会や環境などの外部要因を表します。これらの4象限を比較したり組み合わせたりすることで、自分にとって最適な方向性や行動が見えやすくなります。

SWOT分析に取り組む際は、主観だけでなく、他者からの評価や環境分析を加えると、より多角的な視点が得られるでしょう。

今の自分を取り巻く状況を整理したい人や、自分の強みを今後のアクションに結びつけたい人に効果的なフレームワークとして活用できます。

Will・Can・Must

Will・Can・Mustとは、「やりたいこと・できること・やるべきこと」の3要素に分けて整理し、その重なり具合から自分の方向性を探るフレームワークです。

Willは心からやりたいこと、Canは自分が得意・できること、Mustは避けられない責任や必要条件を表します。

3要素を書き出して整理することで、自分に合った働き方や自分らしい生き方を言語化しやすくなります。WillとCanが一致していない場合は、Canを起点にWillを見つけるというアプローチも有効です。

要素の洗い出しによって、3つの円の重なりが大きい行動や目標を見つけられれば、自分らしい人生の実現につながりやすくなるでしょう。

ジョハリの窓

ジョハリの窓は自己認識と他者から見た自分の認識を、以下の4つの領域に分類して異なる視点から自己理解を深める手法です。

  • 開放の窓:自分も他者も知っている自分
  • 秘密の窓:自分は知っているが、他者は知らない自分
  • 盲点の窓:他者は知っているが、自分は気づいていない自分
  • 未知の窓:自分も他者も知らない自分

とくに「盲点の窓」では、自分では気づけない強みや課題について、他者のフィードバックを通じて気づけるでしょう。

また、積極的な自己開示と他者理解を通じて、より柔軟でバランスの取れた自己理解が可能になります。ジョハリの窓を活用すると、他者の視点を取り入れられるため、自分の思い込みを見直すきっかけが得られるでしょう。

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マインドマップ

マインドマップは、思考を放射状に広げていくことで、視覚的に整理できるフレームワークです。特定のテーマを中心に据え、そこを起点として連想される言葉を枝分かれさせて展開していきます。

自由な発想で思考を書き出していくと、無意識にもっていた価値観や興味を掘り起こしていけます。また、思いついた順に書き出すことで思考を整理でき、自分の内面の言語化がスムーズになります。

マインドマップは思考の構造が一目でわかるため、自己理解を深めた後に見返しても内容を把握しやすいのがメリットです。

質問リスト

質問リストは、自分に質問して答えることを繰り返して自己理解を深める手法です。たとえば、「好きな瞬間は?」「尊敬する人は?」「苦手なことは?」などの質問によって、自分の感情や価値観を可視化できます。

質問リストは1問1答形式で取り組めるため、思考の整理が苦手な人でも気軽に始めやすい点がメリットです。また、過去を振り返る質問や現在・未来につながる質問など、状況ごとに異なる質問に答えることで、多角的でより深い自己分析につながります。

質問に対する答えのなかに、自分の思考の一貫性や傾向を発見できれば、価値観や物事の判断軸の輪郭が浮かび上がってくるでしょう。

関連記事:【100問】自己分析を深める質問リスト|活用して自分らしさを理解しよう

フレームワークを活用して自己分析を行う際のポイント

フレームワークを活用して自己分析を行う際のポイントとして、以下の3点が挙げられます。

  • 複数のフレームワークを活用する
  • 客観的な事実と主観的な解釈を切り分けて考える
  • フレームワークに自分を当てはめすぎない

ポイントを押さえながらフレームワークを活用することで、効果的に自己理解を深められるでしょう。

複数のフレームワークを活用する

自己分析はあくまで自己理解を深めるための手段であるため、ひとつのフレームワークだけでなく、目的に応じて別の手法も併用してみるのがポイントです。

複数のフレームワークを活用することで、ひとつの手法だけではわからなかった自分らしさが見えてくる可能性があります。

さまざまな角度から自己分析を重ねることで、より納得感のある結果を得やすくなるでしょう。

客観的な事実と主観的な解釈を切り分けて考える

自己分析を行ううえで、客観的な事実と主観的な解釈を切り分けて考えることもポイントです。事実はありのままに受け止め、その事実に対して「自分はどう感じるのか」「なぜそのように感じたのか」といった心の動きを丁寧に観察してみてください。

事実に対する自分の解釈を照らし合わせることによって、「自分らしさとは何か」が浮かび上がってくるかもしれません。このように主観と事実を切り分けて考えることで、さらなる自己理解につながるでしょう。

フレームワークに自分を当てはめすぎない

フレームワークは自己理解を補助するためのツールなので、フレームワークに無理やり自分を当てはめすぎないことが重要です。フレームワークを埋めることが目的になってしまっては、正しい自己理解が難しくなってしまいます。

たとえば、フレームワークの特定の項目が埋められないときは、「なぜ埋められないのか」を考えることで自分の価値観が見えてくる場合もあります。

自分の感覚や直感も大切にしながら、柔軟な視点でフレームワークを活用することがポイントです。

自己分析のフレームワークを活用して自己理解を深めよう

自己分析は、自分らしい人生を送るうえで役立つ取り組みです。フレームワークをうまく活用することで自己分析の効果を高められ、自分の強みや価値観といった自分らしさの発見に役立つでしょう。

自己分析はフレームワークの活用によってひとりでも行えますが、他者の視点を取り入れることで自己理解が深まり、知らなかった自分の価値観に出会えるかもしれません。

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自己分析がうまくできずに悩んでいる方は、ぜひ気軽に相談してみてください。

人生グラフ(モチベーショングラフ)とは?書き方の例や活用法を紹介

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